あの愛嬌のあるブルドッグフェイスに一目惚れしてデリカミニの購入を検討しているものの、いざネットで検索すると「やめとけ」「買って後悔する」といったネガティブな口コミが目に入り、どうしても決断できずに悩んでいませんか?
決して安い買い物ではないからこそ不安になるのは当然ですが、この記事を読めばその迷いは完全に消え去り、あなたが本当に買うべきかどうかの答えが明確に出ます。
なぜなら、カタログスペックや表面的な試乗レビューでは絶対にわからない「本当のデメリット」と「ライバル車との明確な違い」を、現場の裏側から包み隠さずお伝えするからです。
私は自動車業界に長く携わり、軽スーパーハイトワゴンを累計500台以上販売・査定してきました。実際に多くのお客様にお車を引き渡し、購入後のリアルな声(時には後悔の念やクレームも含めて)を最前線で聞いてきました。
だからこそ、メーカーへの忖度や自動車メディアのような甘い評価は一切排除し、プロの視点からリアルな実情だけを暴露することができます。
本記事では、ネット上で囁かれる「やめとけ」という噂の真実を徹底的に深掘りしていきます。スペーシアギア等の強力なライバル車との比較を通して買って失敗するリスクを防ぎ、最終的に「絶対に後悔しないグレード選びの正解」までを網羅しました。
最後までお読みいただければ、あなたのライフスタイルにデリカミニが本当に合っているのかがわかり、自信を持って最適な決断を下せるはずです。
●ネット上で「やめとけ」と言われる本当の理由とデメリット。
●ライバル車(スペーシアギア等)との性能や使い勝手の明確な違い。
●自分が買って後悔するタイプか、大満足できるタイプかの判断基準。
●絶対に失敗しない最適なグレードとオプション選びの正解。
なぜ「デリカミニ やめとけ」と言われる?5つの致命的な理由

ネット上で「デリカミニはやめとけ」という声が挙がる最大の理由は、あの愛嬌のあるタフなデザインだけで選んでしまうと、購入後に「走行性能」や「実際の価格」の面で大きなギャップを感じてしまうからです。
見た目のインパクトが強すぎるがゆえに、「SUVのような力強い走り」や「最新の圧倒的な燃費性能」を過剰に期待してしまうユーザーが多く、その理想と現実のズレが「後悔」に繋がっています。
ここでは、元ディーラー営業マンの視点から、購入前に絶対に知っておくべき5つの致命的な理由を解説します。
1. 期待外れ?マイルドハイブリッドの実燃費の現実

カタログ燃費と実燃費の乖離
デリカミニの燃費性能は、ハイブリッド車に期待されるほどの圧倒的な数値は出ないというのが結論です。その理由は、デリカミニに搭載されているシステムが、モーターのみでの走行ができない「マイルドハイブリッド」だからです。
例えば、街乗りでストップ&ゴーを繰り返すような環境では、車重が1トン近くあるスーパーハイトワゴンのボディを引っ張るため、実燃費が13〜15km/L程度に落ち込むケースも少なくありません。
ハイブリッドという名前に過度な期待をして購入すると、ガソリンスタンドに行く頻度が思いのほか高く、燃費の面で不満を抱えることになります。

他社のハイブリッドシステムとの比較
ライバル車と比較しても、デリカミニの燃費性能は一歩譲るというのが実情です。なぜなら、同じマイルドハイブリッドを採用しているスズキの「スペーシアギア」などと比べると、車体重量やモーターのアシスト効率の面でスズキに分があるからです。
実際に同条件で走り比べたお客様からは、「以前乗っていたスズキの軽の方が燃費が良かった」という声をいただくこともありました。燃費性能のトップクラスを求めるのであれば、デリカミニを選ぶと後悔する可能性が高いと言えます。
2. 高速道路での風切り音とパワー不足
スクエアボディゆえの宿命(風切り音)
高速道路を頻繁に利用する方にとって、デリカミニの車内の静粛性は期待値を下回る可能性があります。これは、室内空間を最大限に広げるために採用された、角張った「スクエアボディ」が空気抵抗を大きく受けてしまうからです。
時速80kmを超えたあたりから、フロントガラスやAピラー周辺から「ビュービュー」という風切り音が明確に聞こえ始め、後席との会話のボリュームを上げざるを得ない状況になります。
この風切り音はスーパーハイトワゴンの宿命ではありますが、長距離ドライブを快適に楽しみたい人にとっては大きなストレス要因となります。
NA(自然吸気)モデルで高速に乗る際のストレス
さらに、ターボ非搭載のNA(自然吸気)モデルを選んだ場合、高速道路での合流や追い越しで強烈なパワー不足を感じることになります。
理由は単純で、重い車体をNAエンジンと小さなモーターだけで加速させるには限界があるからです。実際にNAモデルで高速道路の登り坂を走ると、アクセルをベタ踏みしてもなかなか速度が乗らず、エンジンが唸るばかりでヒヤリとする場面を経験したお客様もいらっしゃいます。
日常の買い物だけでなく、高速道路を使ったレジャーを想定しているなら、NAモデルは避けないと後悔に直結します。
3. 【要注意】2WDと4WDで全く違う足回りの構造
4WD専用の大径タイヤと専用サスペンションの恩恵
デリカミニの真髄を味わいたいなら、結論として「4WD一択」と言っても過言ではありません。なぜなら、メーカーは4WDモデルに対してのみ、165/60R15という大径サイズの専用タイヤと、悪路での乗り心地を劇的に向上させる専用チューニングのサスペンションを与えているからです。
実際に砂利道や段差の多い道を試乗してみると、4WDモデルは不快な突き上げを見事に吸収し、普通車のSUVにも引けを取らない上質な乗り心地を提供してくれます。デリカという名前にふさわしい走破性と快適性を求めるなら、4WDの選択が必須条件となります。
2WDモデルの乗り心地に関するリアルな不満の声
一方で、価格の安さから2WDモデルを選んでしまうと、「思っていた乗り心地と違う」と後悔するリスクが跳ね上がります。
その理由は、2WDモデルの足回りやタイヤサイズが、ベースとなった日産ルークスや三菱eKスペースなどの標準的なセッティングとほぼ同じだからです。
見た目はワイルドなデリカミニなのに、乗ってみると普通のファミリー向け軽自動車特有のフワフワ感や、段差でのゴツゴツ感が目立ちます。
「デリカらしいタフな走り」をイメージして2WDを購入したお客様から、「乗り味が期待外れだった」というリアルな不満の声を何度も聞いてきました。
4. オプション地獄?見栄えを良くすると割高になる罠
あのカッコいい見た目は「オプション込み」が多い
カタログやCMで一目惚れしたあのカッコいいデリカミニを手に入れるには、多額の追加費用がかかるという事実を知っておく必要があります。
皆さんが目にしている「完成されたデリカミニ」の多くは、フロントバンパーのデカール(ロゴ)や専用のマッドフラップ(泥除け)、ルーフラックなど、数万円単位の高額なディーラーオプションがフル装備されている状態だからです。
商談の席で「あのCMと同じにしてください」とオーダーした結果、オプション代だけで数十万円が上乗せされ、見積もりを見て顔面蒼白になるお客様を数え切れないほど見てきました。素のままの状態では意外と大人しい外観であることは、購入前に覚悟しておくべきです。
総額見積もりでコンパクトカーが買えてしまう現実
オプションを積み重ねていくと、最終的な乗り出し価格は軽自動車の常識を覆す金額になります。最上級グレードの4WDにナビやドレスアップパーツ、冬用タイヤなどを追加すると、総額で250万円から300万円に迫ることも珍しくありません。
この価格帯になると、トヨタのヤリスクロスやホンダのヴェゼルといった、普通車のコンパクトSUVが余裕で買えてしまう現実があります。
「軽自動車だから安いだろう」という先入観で商談に臨むと、価格の逆転現象に衝撃を受け、「それなら普通車を買った方がマシだ」と購入を取りやめる原因になります。
5. 「ルークス」との兄弟車ゆえの独自性の薄さ(内装)
外装はデリカ、内装は日産?
外装デザインの秀逸さに反して、内装デザインに「デリカらしさ」を期待すると拍子抜けしてしまうという事実があります。
これは、デリカミニが日産の「ルークス」と基本設計を共有する共同開発車(兄弟車)であり、インテリアの大部分のパーツがルークスと共通化されているためです。
ステアリングのスイッチ類やエアコンパネル、シフトノブ周りなどを見ると、日産車に乗り慣れている人なら「あれ、これ日産の内装じゃない?」とすぐに気づいてしまうほどです。三菱独自の世界観を内装にまで求めていると、独自性の薄さにがっかりすることになります。
インテリアの質感に対する辛口評価
機能面は充実しているものの、素材感などのインテリアの質感に対しては辛口の評価を下さざるを得ません。
例えば、ダッシュボード周辺のプラスチック素材の多用や、シート生地の加飾が、300万円近い価格設定に対してややチープに感じられるという意見が多いのです。
実際にライバル車のタントファンクロスなどと比較すると、アウトドアギア感の演出という面では一歩遅れをとっている印象は否めません。デリカという名前に引っ張られて、内装にも無骨でタフな特別感を求めている人にとっては、妥協を強いられるポイントとなります。
ライバル車(スペーシアギア・タントファンクロス)との徹底比較

デリカミニの購入を迷っている方が必ず比較検討するのが、スズキの「スペーシアギア」とダイハツの「タントファンクロス」という強力なライバル車たちです。
結論から申し上げますと、あなたが車に「オンロードの快適性とコスパ」を求めるのか、それとも「オフロードの走破性と所有欲」を求めるのかによって、選ぶべき正解は明確に変わります。
ここでは、各車の強みと弱みを現場のプロ目線でフラットに比較し、あなたが絶対に後悔しないための判断基準をご提供します。
スペーシアギアとの比較(燃費と居住性)
燃費性能とマイルドハイブリッドの出来はスペーシアに軍配
日々のガソリン代や燃費性能を最優先に考えるのであれば、結論としてスペーシアギアを選ぶのが正解です。なぜなら、スズキが誇るマイルドハイブリッドシステムと徹底した軽量化技術は、現行の軽自動車において頭一つ飛び抜けているからです。
実際に街乗り中心で試乗比較を行うと、モーターのアシストによる発進時のスムーズさやアイドリングストップからの復帰の静かさは、スペーシアギアの方が洗練されています。
実燃費の面でもデリカミニより安定して高い数値を叩き出す傾向があり、毎月の維持費を少しでも抑えたいという経済性重視の方には、スペーシアギアの恩恵が圧倒的に大きくなります。
室内空間の広さと使い勝手の違い
ファミリー層が最も気にする居住性や収納の使い勝手においても、スペーシアギアが一歩リードしていると言わざるを得ません。
その理由は、スズキが長年培ってきた「限られた空間をミリ単位で無駄なく使う」パッケージング技術が秀逸だからです。
たとえば、後席に採用されているマルチユースフラップ(オットマンや荷物ストッパーとして使える機能)や、自転車を積みやすく工夫されたラゲッジスペースの形状など、日常の不満を解消する細やかな気配りが随所に光ります。
快適な家族旅行や日常の買い物といった「生活の足」としての完成度を求めるなら、スペーシアギアが有力な候補となります。
タントファンクロスとの比較(使い勝手と価格)

ミラクルオープンドアの圧倒的な利便性
小さなお子様がいる子育て世代にとって、タントファンクロスは最強の選択肢になり得ます。最大の理由は、ダイハツの代名詞とも言えるBピラー(助手席と後席の間の柱)をドアに内蔵した「ミラクルオープンドア」が採用されているからです。
雨の日に子供を抱っこしたまま傘をさしてスムーズに乗り込んだり、キャンプ場で真横から大きなテントやクーラーボックスを楽々と積み込んだりできるこの構造は、他社には絶対に真似できない強みです。
ドア周りの圧倒的な使い勝手と乗降性の高さを一度でも体感してしまうと、タントファンクロス以外の選択肢が考えられなくなるお客様も少なくありません。
価格帯と標準装備のコストパフォーマンス比較
初期費用をできるだけ抑えつつ、アウトドアテイストな車に乗りたいという方には、タントファンクロスが圧倒的に有利です。
なぜなら、デリカミニでは高額なオプション扱いになりがちなルーフレールや撥水加工シート、さらには後席のUSBソケットといった便利装備が、タントファンクロスでは手頃な車両本体価格の中に標準装備として組み込まれていることが多いからです。
実際にナビやETCなどを付けた総額見積もりを出して比較すると、デリカミニと比べて数十万円単位で安く収まるケースが頻発します。予算に限りがあり、コストパフォーマンスをシビアに判断するなら、タントファンクロスは非常に賢い選択肢と言えます。
デリカミニが「唯一無二」で勝っている絶対的な強み

悪路走破性(グリップコントロール・ヒルディセントコントロール)
ライバル車に燃費やコスパで譲る部分があるにせよ、いざ「悪路走破性」というフィールドに立てば、結論としてデリカミニの独壇場となります。
その理由は、デリカミニには三菱が誇る本格的な4WD技術と電子制御システムが惜しみなく投入されているからです。
ぬかるみや雪道で片輪が空転した際に発進をサポートする「グリップコントロール」や、急な下り坂をブレーキ操作なしで一定の低速で下れる「ヒルディセントコントロール」は、ライバル車にはない本格的な装備です。
ライバル車が「見た目だけのアウトドア風」であるのに対し、デリカミニ(特に4WDモデル)は中身までしっかりとSUVとして作り込まれており、雪国にお住まいの方や本格的なキャンプを楽しむ方にとっては、絶対に裏切らない唯一無二の頼もしさを持っています。
他社にはない圧倒的なデザインの存在感
そして何より、駐車場に停めた車を振り返って見たくなるような「所有欲を満たすデザイン性」こそが、デリカミニを選ぶ最大の理由であり結論です。
これは単なるスーパーハイトワゴンの派生モデルではなく、「デリカ」という三菱の歴史ある独立したブランドアイコンを軽自動車サイズで見事に体現しているからです。
あの愛嬌と力強さが同居したブルドッグフェイス(半円形のLEDポジションランプ)や、彫りの深いダイナミックシールドの造形は、他社のどの車とも似ていない圧倒的な存在感を放ちます。
もしあなたがこのデザインに心底惚れ込んでいるのであれば、燃費や数万円のコスパを理由に妥協して他の車を買っても、すれ違うデリカミニを見るたびに確実に後悔することになります。
ズバリ!デリカミニを買って後悔する人・大満足する人
ここまで解説してきた通り、結論としてデリカミニは万人に手放しでおすすめできる優等生な車ではありません。
良くも悪くもクセがあり、あなたの日常の用途と車に求める価値観によって、購入後の明暗がくっきりと分かれる極端な性格を持った車です。
ここからは、元営業マンの経験則から導き出した「やめとけと言える人」と「大満足できる人」の明確な特徴をズバリお伝えします。
絶対に「やめとけ」と言える人の特徴
とにかく燃費と安さを最優先する人
結論から言うと、日々のガソリン代や車体価格の安さといった経済性を第一に考える方に、デリカミニは絶対におすすめしません。
その理由はこれまでに述べてきた通り、マイルドハイブリッドの実燃費がライバル車に比べて伸び悩みやすく、こだわりのオプションを加えた総額は普通車のコンパクトSUV並みに跳ね上がってしまうからです。
例えば、毎日の長距離通勤で燃費を1km/Lでも良くしたい方や、予算200万円以内でナビ・ETC付きの新車を収めたい方が無理をして購入すると、ローンの支払いや給油のたびに「こんなはずじゃなかった」と負担を感じることになります。
維持費とコスパを最優先する価値観をお持ちなら、迷わず他の軽ハイトワゴンを選ぶのが賢明であり、デリカミニは避けるべきです。
街乗りのみで、見た目へのこだわりが薄い人
車の用途が近所のスーパーへの買い物や子供の送迎といった「街乗りのみ」で、車のデザインに対して特別なこだわりがない方も、デリカミニを選ぶと後悔する可能性が高いです。
なぜなら、デリカミニの最大のアドバンテージである悪路走破性や、アウトドア向けにチューニングされた足回りは、綺麗に舗装された市街地を走るだけでは全くその恩恵を受けられないからです。
週末は近所のショッピングモールに行くだけで泥道や雪道を走る機会が一生ないという方が乗っても、単に風切り音が少し気になる割高な軽自動車になってしまいます。
デザインやタフな走破性に価値を見出さず、単なる足代わりとして車を探しているなら、他社のスタンダードなモデルを選んだ方が圧倒的に快適なカーライフを送れます。
デリカミニを買って大満足できる人の特徴
週末にキャンプやウインタースポーツに行く人
逆に、週末ごとにキャンプ場やスキー場へと足を運ぶアクティブなアウトドア派の方にとって、デリカミニは最高の相棒となり、間違いなく大満足できるはずです。
泥道や雪道など、滑りやすい過酷な路面状況で真価を発揮する「グリップコントロール」などの本格的な電子制御が、軽自動車の枠を完全に超えた安心感を提供してくれるからです。
例えば、前日の雨でぬかるんでしまったキャンプ場の未舗装路や、急なドカ雪に見舞われたゲレンデまでの山道でも、デリカミニ(特に4WDモデル)であればタイヤが空転して立ち往生するリスクを大幅に減らし、グイグイと前に進んでくれます。
厳しい環境下でもアクティビティを全力でサポートしてくれる頼もしさは、デリカミニならではの圧倒的な魅力です。
軽自動車にもSUVらしい「タフな走り」を求める人
普通車のSUVから維持費削減のためにダウンサイズを検討している方や、軽自動車であってもヒョコヒョコしない本格的な「タフな走り」を求めている方にも、デリカミニは強くおすすめできます。
とりわけ4WDモデルに採用された大径タイヤと専用サスペンションは、軽自動車特有の安っぽい乗り味を見事に打ち消し、普通車顔負けのどっしりとした安定感をもたらしているからです。
荒れたアスファルトや大きめの段差を乗り越える際、一般的な軽スーパーハイトワゴンでは車体が大きく揺さぶられて不快な突き上げを感じますが、デリカミニの4WDならその衝撃をマイルドにいなし、フラットな姿勢を保ちます。
「所詮は軽自動車の走りでしょ」という先入観を見事に裏切る上質な乗り味こそが、購入後の高い満足度に直結します。
「ブルドッグ顔」のデザインに惚れ込んでいる人
そして何より、あの愛嬌と力強さが完璧に融合した「ブルドッグ顔」のデザインに心底惚れ込んでいる方は、細かいデメリットには目をつぶってでもデリカミニを買うべきです。
車は単なる移動手段ではなく自己表現のアイテムであり、所有欲を満たす圧倒的なデザイン性は、多少の燃費の悪さや価格差を軽く凌駕する価値があるからです。
毎朝家を出て駐車場に停まっている愛車を見た瞬間や、ふと立ち寄ったコンビニのガラスに映る自分の車を見たときに、「やっぱりデリカミニにしてよかった」とニヤリとできる高揚感は、妥協して買った別の車では絶対に得られません。
理屈ではなく直感で「この見た目が好きだ」と強く感じたのなら、それはあなたにとって間違いなく大正解の車であり、絶対に後悔することはないと断言できます。
失敗しない!元プロが教える最適グレード選びの正解
デリカミニ グレード別価格・装備比較表(2026年モデル)
| グレード | 駆動方式 | 車両本体価格 (税込) | エンジン | 主要装備のポイント |
| T Premium (推奨) | 2WD / 4WD | 2,219,800円〜 | ターボ | マイパイロット(運転支援)、ステアリングヒーター、運転席側電動スライドドア、15インチアルミ、パドルシフト |
| G Premium | 2WD / 4WD | 2,065,800円〜 | NA | マイパイロット、ステアリングヒーター、運転席側電動スライドドア、15インチアルミ |
| T | 2WD / 4WD | 2,035,000円〜 | ターボ | 助手席側電動スライドドア、14インチアルミ(2WD) / 15インチ(4WD) |
| G | 2WD / 4WD | 1,881,000円〜 | NA |
デリカミニの購入を決意した方が最後に直面する壁がグレード選びですが、結論から申し上げますと、価格を抑えようとして中途半端な廉価グレードを選ばず、ご自身の目的に合わせて最上級の「T Premium」の2WDか4WDのどちらかを選ぶのが絶対に後悔しない正解です。
「少しでも安く済ませたい」という心理から下位グレード(GやG Premium)を選んでしまうと、デリカミニ本来の魅力である力強い走りや充実した快適装備がごっそり削られてしまい、納車後に「やっぱり上のグレードにしておけばよかった」と悔やむことになります。
ここでは、あなたの用途に合わせた最適なグレード選びの明確な答えをお伝えします。
街乗り・デザイン重視なら「T Premium (2WD)」
ターボは必須。充実装備で後悔なし
車の主な用途が市街地での買い物や送迎であり、純粋にデリカミニの秀逸なデザインを楽しみたいという方には、ターボエンジンを搭載した最上級グレード「T Premium」の2WDを選ぶのが結論です。
その最大の理由は、ノンターボ(NA)モデルを選択してしまうと、デリカミニの重い車体を引っ張るには明らかにパワーが不足し、日常の運転でもストレスを感じてしまうからです。
例えば、バイパスでの合流や少し勾配のきつい坂道を発進する際、NAモデルではエンジンが大きく唸るばかりでなかなかスピードに乗れませんが、ターボモデルであればアクセルを軽く踏み込むだけでスムーズに加速し、普通車からの乗り換えでも違和感なく運転できます。
さらに「T Premium」であれば、高速道路での運転を劇的に楽にする先進の運転支援システム「マイパイロット」や両側電動スライドドアなどがすべて標準装備されています。日常の使い勝手と走りの余裕を両立させるなら、「T Premium (2WD)」を選んでおくのが最も満足度の高い選択となります。
アウトドア・雪道重視なら絶対に「T Premium (4WD)」
これぞ真のデリカミニ。専用サスの恩恵を最大化
週末ごとにキャンプやウインタースポーツなどのアウトドアレジャーに出かける方、あるいは雪国にお住まいの方には、迷うことなく「T Premium」の4WDモデルをおすすめします。
というより、これこそが真のデリカミニであり、絶対に選ぶべき結論と言えます。なぜなら、4WDモデルにのみ採用されている大径タイヤと専用チューニングされたサスペンションの恩恵が、悪路だけでなく日常の乗り心地にまで劇的な違いをもたらすからです。
実際に試乗してみると、2WDモデルではガタガタと揺さぶられるような荒れたアスファルトや段差であっても、4WDモデルの専用サスペンションは見事に衝撃を吸収し、フラットで上質な乗り心地を提供してくれます。
もちろん、滑りやすい路面での圧倒的なトラクション性能は言うまでもありません。デリカという名前に恥じない走破性とクラスを超えた乗り心地を最大限に味わいたいのであれば、「T Premium (4WD)」以外の選択肢はあり得ません。
後悔を防ぐ必須オプション・不要なオプション
グレードが決まったら最後にオプション選びとなりますが、ここでの結論は「外観の印象を決定づけるエクステリアパーツには投資し、過剰な内装オプションは削る」というメリハリをつけることです。
なぜなら、CMやカタログで見るあのカッコいいデリカミニの姿は、フロントバンパーのデカール(DELICAのロゴ)やマッドフラップといった外装オプションが装着された状態であり、これらがない素の状態では意外なほど大人しい印象になってしまうからです。
例えば、数万円のフロントデカールを貼るだけでも顔つきの力強さが全く変わり、将来車を手放す際のリセールバリュー(買取価格)にも良い影響を与えます。
一方で、高額なインテリアイルミネーションやメッキのルームミラーカバーなどは完全に自己満足の世界であり、手放す際の査定額にはほとんどプラスになりません。
見た目の「デリカらしさ」を強調する必須オプションにはしっかりと予算を割き、機能に影響しない不要な装飾オプションをバッサリと切り捨てることこそが、総額見積もりの高騰を防ぎつつ満足感を高めるためのプロの鉄則です。
まとめ:デリカミニは「弱点」を知って買えば最高の相棒になる

ネット上で囁かれる「デリカミニはやめとけ」というネガティブな意見は、ある意味で事実を含んでいますが、結論として、それらの弱点を事前にしっかりと理解し、納得した上で購入するのであれば、デリカミニはあなたにとって間違いなく最高の相棒になります。
なぜなら、どのような車にも必ず一長一短があり、デリカミニの持つデメリット(燃費の伸び悩みやオプション込みの価格の高さなど)は、圧倒的なデザインの存在感や唯一無二の悪路走破性といった、この車ならではの強烈な個性の裏返しに過ぎないからです。
例えば、マイルドハイブリッドの実燃費がライバル車より少し劣ることや、カッコよく仕上げるためにある程度のオプション費用がかさむといった事実も、「知らずに買って納車後に気づく」から強い後悔に繋がるだけであり、「最初からそういう性格の車だ」と受け入れて選べば、理想と現実のギャップに苦しむことはありません。
燃費の数値を数キロ気にするよりも、あの愛嬌あるブルドッグフェイスの愛車が自宅の駐車場にある高揚感や、週末のキャンプ場でぬかるみを気にせずグイグイ進める頼もしさに確かな価値を見出せるのであれば、細かな弱点すらも愛嬌に思えてくるはずです。
とはいえ、ネットの文字情報だけで最終的な決断を下すのは難しいと思いますので、ぜひ一度お近くの三菱ディーラーへ足を運び、できれば乗り味が全く異なる2WDと4WDの実車を乗り比べてみてください。
カタログスペックやネットの噂に振り回されることなく、ご自身の目と体で「この弱点なら許容できる」「それ以上にこのデザインと走りが欲しい」と確信できたなら、もう迷う必要はありません。自信を持って、デリカミニとのワクワクするカーライフへと踏み出してください。


