「急にシガーソケットでスマホの充電ができなくなった…」 「ドラレコを自分で付けたいけど、どこから電源を取ればいいか分からない…」 こんなトラブルやDIYの壁にぶつかっていませんか?
いざムーヴ LA100Sのヒューズボックスを開けてみても、蓋の裏には「CIG」「ACC」といった英語の略称が並ぶばかり。暗くて狭い車内で小さな文字を解読するのは、本当に骨が折れますよね。
この記事では、軽自動車の整備仕様と情報整理に精通する筆者が、スマホ画面でパッと見て分かる「ムーヴ LA100Sの完全日本語訳ヒューズボックス図解」を作成しました。

【この記事を読むメリット】
- 迷わない: 助手席側・エンジンルーム側のヒューズの場所が写真で一目で分かる
- 翻訳不要: 英語の略称をすべて日本語化。どこが切れているか即座に特定できる
- 安全なDIY: プロが推奨する「ドラレコ・ETCの安全な電源取り出し位置」が分かる
- 失敗回避: 素人が触ると危険な「分岐NGヒューズ」を事前に回避できる
暗い車内でもサクッと確認できるこのページをブックマークして、ストレスのないメンテナンスを実現しましょう!
ムーヴla100sのヒューズボックスはどこ?2つの設置場所
ムーヴLA100Sのヒューズボックスは、室内とエンジンルームの合計2箇所に配置されています。
トラブルの内容によって確認すべき場所が異なるため、まずはそれぞれの正確な位置を把握することがトラブル解決の第一歩です。
たとえば、シガーソケットやオーディオなどの車内電装品の不具合は室内側を、ヘッドライトや冷却ファンなどの走行に関わる不具合はエンジンルーム側を確認します。
闇雲に探す時間を省くためにも、用途に応じた2つの設置場所をしっかりと押さえておきましょう。
室内(助手席グローブボックス裏)へのアクセス手順

室内のヒューズボックスは、助手席側にあるグローブボックス(小物入れ)の裏側に隠れています。
初めての方には難しく感じるかもしれませんが、工具を使わずに素手だけで簡単にアクセスすることが可能です。
具体的な手順としては、グローブボックスを開けた状態で左右の側面を内側に向かって強く押し込み、そのまま手前へ引くだけでツメが外れて裏側が見えるようになります。
車内の電装系トラブルの多くはこの室内ヒューズボックスで解決できるため、外し方のコツを一度覚えておくと非常に便利です。
エンジンルーム内へのアクセス手順

エンジンルーム内のヒューズボックスを確認するには、まずボンネットを開ける必要があります。
ボンネットを開けるためのレバーは、運転席の右下(足元付近)に配置されているため、こちらを手前に引いてロックを解除してください。
車両前方へ回り、ボンネットの隙間に手を入れてストッパーを外しながら持ち上げると、バッテリーのすぐ近くに黒い四角形のボックスが見つかります。
この黒いボックスの側面に付いているツメを押しながら蓋の上に引き上げることで、エンジンルーム側のヒューズを確認できます。
【完全日本語訳】ムーヴla100s室内ヒューズボックス図解
蓋の裏側に記載されているヒューズの配置図は英語の略称ばかりで、どのヒューズが何の役割をしているのか直感的に理解するのは困難です。
特に暗くて狭い車内で作業を行う際、小さなアルファベットを解読することは大きなストレスになります。
そこで、LA100Sの室内ヒューズボックスに記載されている略称をすべて日本語に翻訳し、一目で役割が分かるように整理しました。
スマホの画面でこの表と実際のヒューズボックスを照らし合わせることで、目的のヒューズを即座に見つけ出すことができます。
スマホで見やすい!室内ヒューズ配置図と日本語対応表

蓋の裏に「CIG」や「ACC」と書かれていても、自動車整備の知識がなければ即座に意味を理解することはできません。
以下の表は、よくトラブルの原因となる代表的なヒューズの略称と、その具体的な役割、そして不具合の症状例をまとめた完全日本語訳リストです。
| 略称 (蓋の表記) | アンペア数 (A) | 日本語訳 (役割) | 主な症状例 |
| CIG | 15A | シガーソケット | スマホ充電不可、後付け機器の電源落ち |
| ACC | 7.5A | アクセサリー | オーディオ・ナビが起動しない |
| P/W | 20A | パワーウィンドウ | 窓の開閉ができない |
この表を確認すれば、英語表記に悩まされることなく、異常のある箇所をピンポイントで特定することが可能になります。
最も多いトラブル「シガーソケット」のヒューズ交換手順
ムーヴLA100Sにおけるヒューズ切れのトラブルで圧倒的に多いのが、スマホの充電器などを挿すシガーソケットの不具合です。
許容電流以上の電気を消費する機器を接続してしまった場合、車両の配線を守るために「CIG 15A」のヒューズが身代わりとなって切れる仕組みになっています。
交換作業は非常にシンプルで、まずは指定の位置にある青色の15Aヒューズを専用クリップで引き抜き、中の金属線が焼き切れていないかを目視で確認します。
金属線が断線していることが確認できたら、カー用品店などで購入した新しい15Aのヒューズを同じ場所にしっかりと挿し込むだけで復旧完了です。
ドラレコ・ETCに最適!安全な電源取り出し箇所3選
ドライブレコーダーやETCをDIYで取り付ける際、ヒューズボックスからの電源確保は最も確実で安全な方法です。
車両の純正配線を傷つけることなく、ヒューズ電源と呼ばれる専用の部品に差し替えるだけで、簡単に目的の電源を取り出すことができるからです。
ただし、闇雲にどのヒューズから取っても良いわけではなく、機器の動作に合わせて「ACC電源」と「常時電源」を正しく使い分ける必要があります。
安全に、そして確実に機器を作動させるために、プロも実践している最適な電源取り出しスロットを活用してください。
ACC電源(アクセサリー電源)のおすすめスロット
ドライブレコーダーのメイン電源やETCを稼働させるためには、キーを「ACC」に回した時だけ電気が流れるACC電源の確保が必須となります。
エンジンを切っている間は電気が遮断されるため、機器の消し忘れによるバッテリー上がりを確実に防ぐことができるからです。
ムーヴLA100SでACC電源を取り出す場合、先ほど紹介した「CIG 15A(シガーソケット)」や「ACC 7.5A(アクセサリー)」のヒューズスロットを活用するのが最も安全で定番の手法です。
市販のヒューズ電源コードをこれらの空きスロット、または既存のヒューズと差し替えることで、エンジン始動に連動する電源を簡単に得ることができます。
常時電源(バッテリー電源)のおすすめスロット
駐車監視機能付きのドライブレコーダーを取り付ける際は、エンジンを切った後も常に電気が供給され続ける常時電源が必要になります。
駐車中であってもカメラを稼働させ、衝撃や動体を検知して録画を続けるためには、バッテリーから直接電力を引っ張ってくる必要があるためです。
安全に常時電源を取り出すための推奨スロットとしては、「TAIL 10A(テールランプ)」や「HAZARD 10A(ハザードランプ)」を利用するのが一般的です。
これらのヒューズはキーのON・OFFに関わらず通電しているため、駐車監視機能のケーブルを接続するのに最適なポイントとなります。
【警告】絶対に電源分岐をしてはいけないNGヒューズ
ヒューズボックスには数多くのスロットがありますが、車の走行や安全装置に関わる重要なヒューズから電源を分岐させることは絶対に避けてください。
後付けした機器のショートなどが原因でそのヒューズが切れた場合、車の制御システム全体が停止し、重大な事故に直結する危険性が極めて高いためです。
具体的には、ECU(エンジン制御コンピューター)関連、ABS、エアバッグ(A/B表記など)のヒューズには絶対に触れてはいけません。
車載機器の取り付けは便利さを追求するのも大切ですが、何よりも命に関わる安全性を最優先に考え、適切なスロットからのみ電源を取るようにしてください。
ムーヴla100sのヒューズ交換・電源取り出しに必要な工具
ヒューズの交換や電源取り出し作業をスムーズかつ安全に進めるためには、適切な工具の準備が欠かせません。
素手や不適切な道具で無理に作業を行うと、ヒューズを破損させたり、車両側のショートを引き起こしたりするリスクがあるためです。
特に、指先が入らない狭いヒューズボックスでの作業では、専用のクリップや電気が通っているかを確認するテスターの存在が作業効率を劇的に引き上げます。
トラブルを未然に防ぎ、DIYを確実に成功させるためにも、作業前に必ず以下の必須アイテムを手元に揃えておきましょう。
車載のヒューズクリップはどこにある?
新しい工具を買う前に、まずはムーヴLA100Sの車内に標準装備されている専用のヒューズクリップを探してみてください。
この小さな白い洗濯ばさみのようなクリップは、固く刺さっているヒューズを安全に真っ直ぐ引き抜くためにメーカーが用意してくれている専用工具です。
LA100Sの場合、室内ではなくエンジンルーム側のヒューズボックスの蓋を開けた内側に、ポツンと固定された状態で格納されています。
ラジオペンチなどを使って無理に引き抜こうとすると、ヒューズのプラスチック部分が割れて取り返しのつかないことになるため、必ずこの車載クリップを使用してください。
「低背ヒューズ」と「検電テスター」の選び方

予備のヒューズやヒューズ電源を購入する際は、ムーヴLA100Sに採用されている規格が「低背(ていはい)ヒューズ」であることを必ず確認してください。
自動車のヒューズには平型、ミニ平型、低背といった複数のサイズが存在し、規格が数ミリ違うだけでヒューズボックスに物理的に挿し込むことができないためです。
また、電源取り出しを確実に行うためには、ヒューズのどちら側に電気が流れているか(プラスとマイナスの極性)を確認するための検電テスターも同時に用意しておくべきです。
正しいサイズの低背ヒューズと、数百円で手に入る検電テスターを揃えておくことで、ヒューズ交換や電源取り出しの失敗をゼロに近づけることができます。
まとめ:ムーヴla100sのヒューズ図をスマホに保存して快適なカーライフを
本記事では、ムーヴLA100Sのヒューズボックスの場所と、その具体的な役割について詳細な日本語図解を交えて解説しました。
英語の略称ばかりで難解に見えるヒューズボックスも、一つひとつの意味を正しく理解すれば、突然のトラブル対応や便利なカスタマイズの強い味方になります。
電気系統のDIYは常に自己責任が伴う作業ではありますが、本記事で紹介した「安全な電源取り出し箇所」や「NGヒューズ」のルールを守ることで、そのリスクは大幅に軽減できます。
いざという時に暗い車内で慌てることがないよう、ぜひこのページをスマートフォンのブラウザにブックマーク保存して、これからの快適なカーライフに役立ててください。


